町家資料室
改修第3期
更に多くの人と共有できる場所をつくる
第2期を経て家屋内部の施工が一段落したので、再生されたそれらのスペースを使って、更に多くの人々と共有(交流)できる場所を設ける(つくる)ことにした。先ずは、町家の保存・活用をより多くの人に知ってもらおうと企画されたイベント、「楽町楽家」に賛同し、1階オープンスペースに美術作家を招いてその作品の展示公開を行うという形で、一般客を受け入れるそのイベントに参加した。それに先立ち庭の整備を行った。古いトタン塀に別の解体現場から出た板戸を貼り、装飾的に修繕した。また、地面には玉石を入れて清涼感と明るさを演出したのである。
次は、木工家の手による家具の展覧会を「家」における展示であることを意識しつつ行ってみた。来場者には、実際に珈琲や菓子を作品上で飲食してもらい、実生活に近い状態で作品にふれてもらったのである。また、同時に自主施工によって作られた場所にふさわしい企画として、スプーンづくりのワークショップも行った。日常生活で使う道具を作り、そして使いながら、参加型イベントとして来場者と自主施工の場所を共有したのである。
なお、これに先立っては、業者依頼によるガス引き込みと、流し台・台所棚の自主新設を行った。イベントでの飲料接待や食事に資する為である。
改修第3期 詳細
入居・作業者:設計事務所勤務2名木工家見習い1名
延参加人数 :300名(展覧会250名、工事50名)
開催展覧会 :ふたりよがり展 / 主催 ふたりよがり / 2005.06.04〜2005.06.12 (「楽町楽家 '05」参加企画)
飲めない水 / 主催 西原里歌 / 2005.06.04〜2005.06.12 (「楽町楽家 '05」参加企画)
家具と鞍馬口ん家 / 主催 potitek / 2005.12.10〜2005.12.18
施工箇所 :業者依頼によるガス引き込み施工(展覧会「ふたりよがり展」・「飲めない水」開催前)
流し台(前住地品再利用)・台所棚の自主新設(展覧会「家具と鞍馬口ん家」開催前)
工事費 :80,000円
延参加人数 :300名(展覧会250名、工事50名)
開催展覧会 :ふたりよがり展 / 主催 ふたりよがり / 2005.06.04〜2005.06.12 (「楽町楽家 '05」参加企画)
飲めない水 / 主催 西原里歌 / 2005.06.04〜2005.06.12 (「楽町楽家 '05」参加企画)
家具と鞍馬口ん家 / 主催 potitek / 2005.12.10〜2005.12.18
施工箇所 :業者依頼によるガス引き込み施工(展覧会「ふたりよがり展」・「飲めない水」開催前)
流し台(前住地品再利用)・台所棚の自主新設(展覧会「家具と鞍馬口ん家」開催前)
工事費 :80,000円
2005年6月4日〜2005年6月12日
● 「ふたりよがり展」 / 主催 ふたりよがり
(「楽町楽家 '05」参加企画)
●「飲めない水」 / 主催 西原里歌
(「楽町楽家 '05」参加企画)
(「楽町楽家 '05」参加企画)
●「飲めない水」 / 主催 西原里歌
(「楽町楽家 '05」参加企画)
2005年12月10日〜2005年12月18日
● 「家具と鞍馬口ん家」 / 主催 potitek