物件いろいろQ&A
物件探しのコツや、お悩み相談コーナー
- 物件探しのコツは?
- この物件に決めようと思うが、最終判断は?
- 貸家とマンションなら、どちらがいい?
- アトリエ(工房)探しのコツは?
- テナント物件の探し方は?
- ひとり暮らしを始めるには、最初にいくらかかりますか?
- 京町家、共同木造アパートのような古い物件で、インターネットは出来ますか?
- 契約期間がもし2年とあれば、必ず2年間住まなければいけませんか?
ですから、「ベスト(最良)主義」ではなく、「ベター(良好)主義」の姿勢で、「自分に合った」ものを選ばれるのが物件探しのコツだと思います。 ベターな物件をご自分なりに改良し、ご自身にとっての「ベストな空間」に変える、という発想はいかがでしょう。売買物件では自分の空間を作るのに制限はありません。また、賃貸でも家主さんの同意を得られれば改装も可能です。
ルームマーケットではそうした事例に多く関わってきました。家・マンションはそれだけでは単なる「箱」であり、生活空間はご自身で作らなければなりません。物件探しはその為の、自分にとって「可能性のある箱」を見つける作業だと思います。 “ベターをよりベストに−”。私たちルームマーケットは、その「可能性」をご提供致します。貸家のメリット
● マンションに比べ同賃料で1.5倍ぐらいの広さが得られる傾向がある。
● 近所づきあいが生じやすく、地域にとけ込める。
● 木造が多く、改装し易い為、部屋のコーディネート幅が広がる。
● 相対的に部屋数が多く、シェア(共同居住)し易い。
マンションのメリット
● 共有箇所等の管理が行き届いている。
● 近所づきあいが、わりあい気楽。
● 気密性が高く、高熱費が安くすむ。
● 住宅密集地で陽当たりが確保し易い。
ですから、ある程度長い期間、余裕をもって探されるとよいでしょう。数物件から選ぶというより、該当物件が出た時にじっくり考え、転用出来る可能性があれば決定されることをお勧めします。その際、創作環境の確保を第一とし、居住は次点におかれる姿勢を持たれる方が有利かと思います。広さの関係上、賃料が高めになることもあるので、同居者がおられる場合は経済面での協力を取りつけておくことも重要です。
そこで見方を変え、あえて2階以上物件や路地入り物件等のクセのある物件を選び、工夫して魅力ある商空間に変えてみませんか?
そのようにして成功されている方は、様々な業種でたくさんおられます。「商売は場所だけではない」というのが私たちルームマーケットの物件提供における考えです。飲食店で大切なことは美味しいこと、物販店では商品選択が面白いこと、美容室は腕が良いことなど、立地が全てではありません。ルームマーケットは、2階以上や路地奥、要改装だが趣ある物件、とにかく安い物件等、「可能性を秘めた」物件提供で、それら魅力ある事業開始のお手伝いを致したいと思っています。● 礼金15万円
● 敷金15万円
● 家賃5万5千円
● 共益費4千円
● 仲介手数料(家賃1ヶ月分)5万5千円
● 火災保険2万円
● 引越し費用10万円等々……。
その計は約50万円強となります。
「やはり、部屋を借りるならこれぐらいはかかるだろう……」。
なんだか、溜息混じりのお客様の声が聞こえてきそうです。しかし、「住」というものを再考し、物件選択の幅を広げることで、その限りではない額を算出することも可能です。
例えば、弊社で一番安いタイプである、風呂トイレ共同アパートの例。
● 礼金2.2万円
● 家賃2.2万円
● 共益費2500円
● 仲介手数料(家賃1ヶ月分)2.2万円
● 火災保険1万円
● 引越し費用1.5万円(レンタカー8000円、友人1人の夕食用食べ放題焼肉代3980円、昼食のお弁当代600円、休憩ジュース代500円等)
なんと、その総計は約11.5万円となります。自力にこだわった引越し費用を、一般例と同額にしたとしても、その安さは歴然です。「共同 」という選択肢をとれば、実はこのぐらい安価で新生活を始められるのです。こうした物件は、新築マンションなどと比べると不便もありますが、この際その「趣ある物件」での「味のある暮らし」を選択してみるのも、一つの手だと思います。
実は、こうした2万円台の共同アパート・共同マンションは現在とても人気があります。かつてよく耳にした、古き良き下宿生活への理解が回復してきたのでしょうか。また、そうした物件を借りられるニーズも様々です。京都市やその周辺在住で、週末のみを過ごすために借りられる方、アトリエとして借りる方、読書室として借りる方、収集したアンティーク着物の倉庫兼自分の時間を過ごすために借りる方、また、東京在住で週1度の京都来訪の宿代わりに借りる方等々と、実に多彩です。その初期費用の手軽さから、逆に借り手それぞれの「住」に対する個性が表出したというところでしょうか。
まさに十人十色の「住」現象、弊社の創業時からのご提案の具現化とも思います。初期費用10万円台から始める新生活。弊社では、そんなお財布事情的にも「気軽」に新生活がスタートできる選択肢のご提案をさせて頂きます。
(乙の解除) 乙の都合により本契約を解除する場合は1ヶ月前までに甲に通知し、その期間満了をもって本契約を解除することが出来る。但し、乙の通知が1ヶ月に満たない場合は、当該退室月の翌月分の家賃1ヶ月分を負担するものとする。
読んで頂けるとわかると思うのですが、例文は、借主さんである「乙」が1ヶ月前までに大家さん(甲)か管理会社に「某月某日に引っ越すので出て行きます」と、書面・もしくは口頭で報告すれば、契約は終わります(法律用語では「解除」と言います) という意味を示しています。
つまり、退去は借主の任意でも決められ、契約期間が2年だから必ず2年住まなければなりません、という意味ではありません。借主さんにも突然の都合があると思います。1ヶ月前に出ますと言えば契約は終了し、退去可能なのです。また、上記の例は1ヶ月前ですが、契約によっては2ヶ月前、3ヶ月前というものもあります。もし現在、賃貸契約中で、部屋を借りられている方は、一度契約書を確認されておくと良いでしょう。
最後に。退去月の家賃は日割り計算を行わないのが通例です。月末までの家賃を払って月末までに退去するというのが一般的です。